安全×超寿命×軽量×耐熱耐寒 – 次世代準固体モバイルバッテリーSSPD(Solid State Power Bank) –
SSPDは多重保護回路と高品質な部品とバッテリーを使用したで安全なモバイルバッテリーです。準固体電池に使用されている電解質は、外部からの振動や衝撃による変形や破損での液漏れや発熱が起こらず、発火や爆発をの危険性を回避します。またリチウムデンドライトの発生を抑えセパレータを貫通することによるショートを防ぎます。保管温度-40~+80度、動作温度-20~+80度まで対応し、厳しい自然環境下でも使用が可能です。最大22.5WのUSB PDに対応し、急速充電が可能。
標準容量 | 5,000mAh (19.25Wh) | 10,000mAh (38.5Wh) |
定格容量 | 3,000mAh (15.0Wh) | 6,000mAh (30.0Wh) |
MOQ | 3K〜 | 3K〜 |
ポート | USB-C *1 | USB-C *1 / USB-A *1 |
入力 | USB-C:5V-3A 9V-2A 12V-1.5A (18Wmax) | USB-C:5V-3A 9V-2A 12V-1.5A (18Wmax) |
入力-急速充電プロトコル | PD3.0/PD2.0/AFC//FCP/SCP/SFCP | PD3.0/PD2.0/AFC//FCP/SCP/SFCP |
出力 | USB-C :5V-3.1A,9V-2.22A,12V-1.67A,10V- 2.25A(22.5W Max) | USB-C :5V-3.1A,9V-2.22A,12V-1.67A,10V- 2.25A(22.5W Max) USB-A :5V-3.1A,9V-2.22A,12V-1.67A,10V-2.25A(22.5W Max) |
出力-急速充電プロトコル | PPS/PD3.0/PD2.0/QC3.0/QC2.0/AFC/FCP/SCP/PE2.0/PE1.1/SFCP | PPS/PD3.0/PD2.0/QC3.0/QC2.0/AFC/FCP/SCP/PE2.0/PE1.1/SFCP |
液体含量 | 3% | 3% |
エネルギー密度 | 280Wh/kg ~ | 280Wh/kg ~ |
標準電圧 | 3.85V | 3.85V |
最大電圧 | 4.4V | 4.4V |
最低電圧 | 2.75V | 2.75V |
動作温度 | -20~80° | -20~80° |
保存温度 | -40~80° | -40~80° |
湿度 | 20%~90%(結露なきこと) | 湿度 20%~90%(結露なきこと) |
サイクル寿命 | 2000回 (80%) | 2000回 (80%) |
保護機能 | 出力過電流保護、電圧短絡保護、バッテリー過充電・放電保護、IC過温度保護 、 充放電セル温度 NTC 保護 | 出力過電流保護、電圧短絡保護、バッテリー過充電・放電保護、IC過温度保護 、 充放電セル温度 NTC 保護 |
その他 | LEDゲージ、DRP(Dual-Role Power) | LEDゲージ、DRP(Dual-Role Power) |
なぜポリマーバッテリーは膨らむのですか?
ポリマーバッテリーが膨らむのは、バッテリー内部の電解質劣化に伴い酸化することでガスが発生するためです。これはリチウムイオンポリマーバッテリーの特性で、安全上の問題はありませんが、バッテリーの性能が著しく低下するため、使用を中止して廃棄することをオススメします。
なぜ準固体電池は安全なのですか?
液漏れのリスクが少ない: 液体電解質を使用する一般的なリチウムイオン電池では、衝撃や高温によって電解液が漏れる可能性があります。これが発火や爆発の原因となることがあります。一方、半固体電池は固体電解質を使用するため、液漏れのリスクが大幅に低減されます。
熱安定性が高い: 固体電解質は液体電解質よりも熱安定性が高く、高温になっても分解しにくいという特徴があります。そのため、熱暴走による発火や爆発のリスクが低くなります。
短絡(ショート)のリスクが低い: 液体電解質は液体の性質上、短絡が発生しやすいという欠点があります。しかし、固体電解質は固体であるため、短絡が起こりにくく、電池の安全性向上に繋がります。
リチウムデンドライトとは何ですか?
リチウムデンドライトとは、リチウムイオン電池の充電中に、リチウム金属が樹枝状に成長する現象のことです。この樹枝状の結晶が、電池内部でセパレータを突き破り、電池性能の低下、短絡(ショート)を引き起こす原因となり、最悪の場合、発火や爆発に繋がる可能性があります。
リチウムデンドライト発生のメカニズム: リチウムイオン電池は、充電時にリチウムイオンが負極に移動し、金属リチウムとして析出します。この際、析出条件が適切でない場合、リチウム金属が樹枝状に成長し、デンドライトを形成します。
不均一な電流分布: 電流が特定の場所に集中すると、その部分にリチウムが過剰に析出し、デンドライトが成長しやすくなります。
不純物の存在: 電解液中に不純物が混入すると、リチウムの析出を促進し、デンドライトの発生を助長します。
高温環境: 高温環境下では、リチウムの拡散速度が上昇し、デンドライトの成長が加速します。
SSPDモバイルバッテリーは飛行機への持ち込みはできますか?
SSPDモバイルバッテリーは基本的に機内持ち込みができます。
一般的に、ワット時定格量 (Wh) が160Wh以下のリチウムイオンバッテリーが機内持ち込み可能。
100Wh以上160Wh以下の場合、最大2個のリチウムイオンバッテリーを機内持ち込み可能な場合があります。
【定格容量(mAh)×公称電圧(V)÷1000】
・5000mAhモバイルバッテリー:Whへ換算すると19.25Wh
・10000mAhモバイルバッテリー:Whへ換算すると38.5Wh
・20000mAhモバイルバッテリー:Whへ換算すると77.0Wh
上記容量のモバイルバッテリーは、個数制限がかかる100Whを下回るため、機内へ持ち込みが可能です。
なお、国内線や多くの国際線で機内持ち込みの上限に設定されている160Whは、mAhに変換すると約40000mAhです。
モバイルバッテリー本体へ満充電されるまでの充電時間を教えてください。
20000mAh
SSPDモバイルバッテリー5V=2A以上を出力できるAC充電器とケーブルを使用し、約10~11時間で満充電が可能。
急速充電に対応しているモバイルバッテリーは、PD対応の急速充電器を利用し約3~6.5時間でモバイルバッテリー本体を満充電することが可能。10000mAh
SSPDモバイルバッテリー5V=2A以上を出力できるAC充電器とケーブルを使用し、約6.5~7時間で満充電が可能。
急速充電に対応しているモバイルバッテリーは、PD対応の急速充電器を利用し約3~4.5時間でモバイルバッテリー本体を満充電することが可能。5000mAh
SSPDモバイルバッテリー5V=2A以上を出力できるAC充電器とケーブルを使用し、約2.5~3時間で満充電が可能。 ※各モバイルバッテリーやお客様の充電環境によって異なります。
なぜ一般的な液体電解質モバイルバッテリーがマイナス温度環境での使用が推奨されないのか?
一般的な液体電解質採用モバイルバッテリー: 低温に弱く、性能が低下しやすい。極端な低温では、結晶化し最悪の場合、充電できなくなったり、寿命が縮む可能性があります。極端な低温下では、電池内部の化学反応が不安定になり、発熱や破損などの危険性も考えられます。
低温化での症状: 充電速度の遅延、バッテリー容量低下、寿命低下
固体電解質は、液体電解質に比べて温度変化による性能への影響が小さい傾向にあり、固体であるため、粘度変化の影響を受けにくいです。
なぜ一般的な液体電解質モバイルバッテリーが高温に弱いのか?
液体の揮発: 高温になると、液体の電解質が蒸発しやすくなります。これにより、内部圧力の上昇や、電解液の減少による性能低下を引き起こす可能性があります。
分解: 高温下では、液体の電解質が分解し、ガスが発生したり、電極との反応を起こしたりすることがあります。これにより、バッテリーの膨張や、内部短絡を引き起こす可能性があります。
固体電解質は、液体電解質に比べて高温での安定性が高く、固体であるため、蒸発や分解が起こりにくいです。